皆さん、こんにちは!健康マネジメントスクール水野雅浩です。
今回のテーマは「睡眠マネジメント」。
日本人の5人に1人は、睡眠不足。3人に1人は慢性的な不眠症と言われていますが、皆さんは、質の良い睡眠が取れているでしょうか?
日常で以下のような症状はありませんか?
なんとなく疲れやすい
ストレスを感じる
ドカ食いしやすい
些細なことでイライラする
集中力が続かない
注意が散漫になる
これらは睡眠不足からくる初期症状として代表的なものです。眠気を感じなくとも、身体に必要な睡眠時間・質が足りていない可能性があります。そして、仕事上ではメリットとなることが一つもありません。
今回は、オモテのテーマとして、「仕事のパフォーマンスを上げる睡眠マネジメント」としました。また、ウラのテーマとして、ココロとカラダを守る睡眠スキルを身につける。つまり、Withコロナ時代の健康マネジメントとして「睡眠」を位置づけました。
実は、睡眠をテーマにしようと思ったのは、私の友人の一言がキッカケでした。私の高校の同級生は、日本で医者になり、国境なき医師団として世界を拠点に活動し、今はアメリカのエモリー大学病院の救命救急の現場で新型コロナウィルスと戦っています。以前、ZOOMオンラインで質問をしたことがありました。その質問内容は、「新型コロナウィルスにかからないように、そして、治療が終わった後も、患者さんに『予防』としてしているアドバイスはありますか?」というものです。
そこで、間髪入れずに返ってきた答えは、一言。
「睡眠」でした。
日本のメディアでは、手洗い、うがい、マスク、三密を避けるなどが盛んに報道されます。ドクターから出る言葉としては、上記のものか、もしくは、ビタミンCなどのサプリメントの摂取などが進められるのかと想像していました。
しかし、新型コロナウィルスの最前線で患者を救う救命救急医からのアドバイスは、睡眠だったのです。
友人曰く、ウィルスや、細菌の盾となるのは免疫。免疫をキープするうえで欠かせないのは睡眠。新型コロナウィルスの予防にも、治療後にもたっぷり睡眠をとることをアドバイスしているとのことでした。
私達日本人は、手洗い、うがい、三密を避ける、ということばかりに目が行きがちで、睡眠を後回しにする傾向があります。ともすると、睡眠時間を削ってまで働く傾向があります。しかしそれは今の時代において本当に正しい生活リズムなのでしょうか?
今回は、質の良い睡眠をとることで、仕事のパフォーマンスをあげるためにも、ウィルスに対する抵抗力を高めるためにも、睡眠マネジメントをご紹介していきたい思います。